鰹の香りと深い旨みが口の中に広がって溶けるぅ〜〜(((o(*゚▽゚*)o)))世界一硬い発酵食品「鰹節(かつおぶし)」
世界一硬い発酵食品って何かご存知ですか?
それは、「鰹節(かつおぶし)」
「鰹節」というと、大袋に入ったものや、小分けされたパック売りの削り節を思い浮かべますが、こちらは削る前の、カチカチの状態に乾燥させた鰹の事を言います。
この鰹節は、作るのが大変で最高級の「本枯節(ほんかれぶし)」が出来上がるまでには半年以上もかかるそうです。
簡単に「鰹」が「鰹節」になるまでの工程を説明すると。。。
1.生切り
鰹を3枚におろし、さらに背と腹の部分に分けます。
2.籠立て(かごたて)
「生切り」された鰹を金属製の籠に並べます。丁寧に並べないと良い形になりません。
3.煮熟(しゃじゅく)
「籠立て」された鰹を90℃のお湯で煮ます。
4.骨抜き
「煮熟」が済んだら水につけ冷まし、骨を抜き、皮をはぎとり、余分な脂肪や汚れをとります。
5.焙乾(ばいかん)
「骨抜き」した鰹をまた籠に並べて乾燥させます。寝かせて再び薫する事を6〜15回繰り返します。
6.削り
天日で干され、数日寝かせた後表面のタールを削ります。ここで形が決まります。
7.カビ付け
表面にカビを発生させ、ついたら干して取り払う作業を繰り返します。数回繰り返すと、水分量が15%以下になり、カビすら付かなくなったら出来上がり。
。。。大変な作業ですね;^_^A
でも、我が家は、今までパック売りの削り節しか食べた事がなかったので興味津々!!
早速、鰹節の産地、鹿児島より「鰹節」と「削り器」を”ポチッ”と購入ーV(^_^)V
3日後。。。
届きましたーーー\(^o^)/
初めて触った鰹節は、まるで”枯れ木”そのもの!!
そして、めちゃめちゃ硬いっ!!
そして、この鰹節を削るのがこちら
上蓋を開けると、材木を削るカンナが逆に付けられた様な作りになっていました。
ここからはDIY好きの主人にバトンタッチ(^_^;)
カンナの刃の調整から、削る作業まで全部やってもらいました(^_^)V
まず、鰹節に面を作る為にひたすら削ります。
これが結構力がいるのと難しいらしく、最初はカンナの刃に鰹節が引っかかったり、全然削れず粉ばかりでした。
思っていたより大変だ〜(>_<)
15分削ってもこんな感じ。
更に15分後、だんだんコツがつかめてきて、ちょっと削り節っぽくなってきました(^ ^)
シュッ、シュッ、シュッという音が段々軽くなってきました♫
そして!!
遂に薄い削り節が出来ましたーー\(^o^)/
やっぱり薄く削った削り節は美味しいーーーっ!!(≧∇≦)
口に入れた瞬間、溶けるぅ〜〜(((o(*゚▽゚*)o)))
しかも、鰹の香りと深い旨みが口の中に広がるんです!!
これは今まで食べていた削り節とは全くの別物!!
こんなに鰹節が美味しいと思いませんでした(((o(*゚▽゚*)o)))
これは発見です☆
今日は素材の味を存分に味わうため、そのままパクパク食べましたが、
これが、、、
止まらないんですっo(≧▽≦)o
止まらない美味しさ、ヤバイです!!
鰹節は、美味しいだけでなく、栄養パワーがぎっしり詰まっています。
また、鰹節でしっかり出汁をとれば、余分に塩や調味料を出さなくても美味しく頂けますよ(^ ^)
今度は、この削り節で美味しいお出汁をとってみますね(^з^)-☆