発酵食レシピ|ハルの発酵食日記
更新日
2018/03/15
「ヨーグルトが花粉症に効果があるってホント?!」継続的に摂取する事で症状が緩和できる効果が期待できるかもd(^_^o)
発酵生活5年目突入☆ 今朝も我が家のヨーグルティアは、家族の為にヨーグルトを作ってくれています(^ ^)

3月に入り少しずつ暖かくなってきましたね。 そろそろ外へ繰り出そうかな〜と思っている方も多いと思いますが、この時期気になるのが「花粉症」 実は花粉症予防にヨーグルトが注目されているのはご存知でしょうか(^ ^) 本日は、ヨーグルトと花粉症の関係と、実際どんなヨーグルトが効果的なのかご紹介してきたいと思いますd(^_^o) まず、ヨーグルトが花粉症の症状を直接治す効果はありません。 しかし、ヨーグルトの継続的な摂取で、花粉症の症状が緩和されたという研究結果の報告例はあります。 では、なぜヨーグルトが花粉症の症状を緩和させることが期待できるかというと、それはヨーグルトに含まれる乳酸菌にあります。 乳酸菌は、免疫力のバランスをとっている細胞に働きかける作用や、アレルギー症状を緩和させる作用をもつことが研究で明らかにされています。 しかし、すべての乳酸菌が花粉症への効果を期待できるわけではないのです。 では、「花粉症への効果が認められた乳酸菌が入ったヨーグルト」をいくつかご紹介します(^ ^) 各乳酸菌の効果 <ビフィズス菌>

森永乳業株式会社の研究では、花粉症シーズン約1ヶ月前から1日200g「ビフィズス菌BB536菌を含むヨーグルト」を摂取したところ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が緩和されて症状と関連する血中マーカーも改善されたと報告されています。 <L–92乳酸菌>

アサヒカルピスウェルネス株式会社の研究では、花粉症の被験者を対象に行われたテストで、花粉シーズンに「L–92乳酸菌を含む食品」を6週間摂取した結果、目の症状が緩和されたという報告がされています。 また、シーズン前に「L–92乳酸菌を含む食品」を8週間摂取した結果、花粉症シーズン中の目・鼻の症状が緩和されたと報告されています。 摂取量が多い程、改善の度合いが高い傾向にある事も分かりました。 <LGG乳酸菌とTMC0356乳酸菌>

タカナシ乳業株式会社の研究では、「LGG乳酸菌とTMC0356乳酸菌を含むヨーグルト」を10週間摂取した結果、鼻づまりの症状を緩和させる効果があったと報告されています。 <KW乳酸菌>

キリン株式会社と小岩井乳業株式会社の共同研究では、「KW乳酸菌を含むヨーグルト」を1日200g、3ヶ月間摂取したところ、鼻の自覚症状が緩和され、血液中の花粉症に関連する値も変動したと報告されています。 <フェカリス菌>

株式会社伊藤園の研究では、「フェカリス菌を含む乳性飲料」を3ヶ月間、一日200ml摂取したところ、鼻、目の症状が緩和されたと報告されています。 =番外編= <R–1乳酸菌>

花粉症への効果に関する研究があまり報告されていません。 R–1乳酸菌は、他の乳酸菌に比べてNK(ナチュラルキラー)細胞への効果が高いと報告されています。 免疫力の向上効果が期待されており、インフルエンザの予防に効果があるという研究結果も報告されいます。 最近「インフル花粉症」といって、インフルエンザと花粉症が同時または連続して発症する症状が増えているらしく、その原因としてインフルエンザで免疫力が下がってしまって花粉症が重篤化する事があるそうです。 まだまだインフルエンザが猛威をふるっています。毎年花粉症でお悩みの方は、まずはインフルエンザ対策としてR–1乳酸菌を摂取して予防してみてはいかがでしょうか? 様々な乳酸菌の効果をご紹介しましたが、参考になったものはありましたか? ヨーグルトが花粉症に効果があるとは言い切れませんが、いくつもの研究によりヨーグルトを継続的に摂取する事で花粉症の症状が緩和できる効果が期待できる可能性があります。 花粉症で悩まされている方は、対策のひとつとして取り入れてみて下さいね(^_-) ヨーグルトを美味しく食べて今日も元気p(^_^)q