発酵食試作|かおりの発酵実験室
更新日
2017/02/16
【作り方:ヨーグルト】雪印メグミルク「たっち」×ABCT菌編
こんにちは。 かおりの実験室へようこそ! 以前、粉ミルクでのヨーグルト作りに二度も失敗してしまいましたが、たんぱく質を予備消化してあるミルクを選んだせいかと思い、別の粉ミルクでチャレンジすることにしました。 育児用ミルクではなくて、フォローアップミルクなのですが、雪印メグミルクの「たっち」が手元に500cc分だけあったので、それで作ってみようと思います。 フォローアップミルクは、離乳食を食べ始めた赤ちゃんに飲ませるように栄養を調整してあるもので、たんぱく質の予備消化もされていませんし、オリゴ糖も配合されているので固まりやすいかと思います。 さて 、どうなるでしょうか。
今回の実験内容 たっち×ABCT菌
①ABCT菌 1包 ②たっち(記載通りの分量でお湯に溶いて) 500cc ③発酵温度 42℃ ④発酵時間 12時間

雪印メグミルク「たっち」
赤ちゃんが「たっち」する頃からのフォローアップミルク 満9か月頃から3歳頃までは、乳幼児にとって心身の発達や成長が著しく、将来にわたる発育の過程においても大切な時期です。 フォローアップミルク「雪印メグミルク たっち」は、離乳食だけでは不足しがちな栄養をバランス良く補うミルクです。 離乳期の赤ちゃんの栄養状態を調べ、日本人の食事摂取基準(2015年版)、離乳期の食事摂取状態、乳幼児の栄養に関する知見を参考に、たんぱく質、脂質成分をはじめ、ビタミン・ミネラルを適切に配合しています。 また、離乳時に不足しがちな鉄や、離乳期からの乳幼児の発育に大切なDHA(ドコサヘキサエン酸)、オリゴ糖などを配合しています。 (雪印メグミルクHPより)
実験開始
- レンジで消毒した内容器に粉ミルクを調乳し、40度くらいに下がるまで置いておきます。
- 温度が下がったら、ABCT菌を入れ良くかき混ぜます。
- 発酵温度42℃、時間12時間にセットして、ヨーグルティアSスタート。
- 出来上がったら、冷蔵庫に入れて冷やします。

試食
トロトロとしていますが、固まりました。 酸味があり、コクがあまりなく、豆乳ヨーグルトのような風味がします。 固さ ★☆☆☆☆ 酸味 ★★★☆☆
柔らかいですが乳清はあまりありません。 娘は酸っぱいのが好きなので、自分ですくって食べていました♪粉ミルクは好きじゃないらしく飲まないので、ヨーグルトにしたら余りを使い切れそうで良かったです。
雪印メグミルク「たっち」の成分表
パッケージ裏面の表示
・名称:調製粉乳 ・原材料名:乳糖、植物油(カノーラ油、パーム核油、パーム油、大豆油)、デキストリン(でんぷん糖化物)、脱脂粉 乳、バターミルクパウダー、乳清たんぱく質濃縮物、ホエイパウダー、全粉乳、精製魚油、リン酸三カルシウム、炭酸カルシウム、クエン酸三カリウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウム、ビタミンC、クエン酸第一鉄ナトリウム、ビタミンE、シチジル酸ナトリウム、パントテン酸カルシウム、ニコチン酸アミド、ビタミンB6、ビタミンB1、アデニル酸、ウリジル酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム、ビタミンA、グアニル酸ナトリウム、ビタミンB2、葉酸、β-カロテン、ビタミンD3
栄養成分 100g当り
・エネルギー 471kcal ・たんぱく質 14.5g ・脂質 20.0g ・炭水化物 58.9g ・ナトリウム 200mg ・ビタミンA:360μg ・ビタミンB1:0.7mg ・ビタミンB2:0.8mg ・ビタミンB6:0.7mg ・ビタミンB12:1.2μg ・ビタミンC:60mg ・ビタミンD:7μg ・ビタミンE:6mg ・ビタミンK:18μg ・ナイアシン:5mg ・パントテン酸:5.7mg ・葉酸:120μg ・β-カロテン:40μg ・カルシウム:700mg ・リン:380mg ・鉄:9mg ・カリウム:700mg ・マグネシウム:90mg
配合割合 100g当り
・乳成分 65.7g ・調整脂肪 18.3g
主要な混合物
・乳又は乳製品以外の乳成分(乳糖、乳清たんぱく質) 35.2% ・乳脂肪以外の脂肪(カノーラ油、パーム核油、パーム油、大豆油、精製魚油) 18.3% ・乳糖以外の糖(デキストリン) 16.0%