発酵食試作|かおりの発酵実験室
更新日
2016/12/12
【作り方:ヨーグルト】和光堂レーベンスミルクはいはい×ABCT菌編
こんにちは。 かおりの実験室へようこそ! 前回、スキムミルクとヤクルトからなんとかヨーグルトを作成し気を良くした私は、以前失敗に終わった粉ミルクヨーグルトに再チャレンジしてみようと思いたちました。 失敗した時に使ったブルガリアヨーグルトは、普通の牛乳で作っても他のヨーグルトより少しざらっとした舌触りになるので、少し特殊なのかもしれないと思い、今度はABCT菌で作ってみることにしました。
今回の実験内容 はいはい×ABCT菌
①ABCT菌 1包 ②はいはい(記載通りの分量でお湯に溶いて) 600cc ③発酵温度 42℃ ④発酵時間 12時間

和光堂レーベンスミルク「はいはい」
乳児の栄養は母乳栄養が最良です。 しかし、何らかの理由で母乳が不足したり授乳できない状況では、育児用ミルクに頼らざるを得ない場合もでてきます。 このような時、母乳と互換できる育児用ミルクの存在意義は大きく、和光堂は、1917年(大正6年)日本で最初の育児用ミルク“キノミール”をつくりました。 以来、今日まで少しでも母乳に近づけるための改良を継続してきました。 このたび開発した新製品「和光堂レーベンスミルク はいはい」は、これまでの思想を受け継ぎ、これまで以上に母乳に近づけています。 (和光堂HPより)

実験開始
- レンジで消毒した内容器に粉ミルクを調乳し、40度くらいに下がるまで置いておきます。
- 温度が下がったら、ABCT菌を入れ良くかき混ぜます。
- 発酵温度42℃、時間12時間にセットして、ヨーグルティアSスタート。
- 固まっていないので、3時間追加しました。
- 固まっていませんが、冷蔵庫に入れて一晩冷やしました。


実験結果
固まりませんでした。 ヤクルトの時のように冷蔵庫で固まるかもと思いましたが、ダメでした。 酸味はあるので、もっと長時間発酵させれば固まるのかもしれませんが、赤ちゃんのものなので衛生的に好ましくないと思いやめました。 はいはいは、アレルゲン低減のためにたんぱく質を予備消化しているので、もしかしたらそれが原因かもしれません。 今度は別の粉ミルクでも挑戦してみようと思います。
和光堂レーベンスミルクはいはいの成分表
パッケージ裏面の表示
・名称:調製粉乳 ・内容量:850g ・原材料名:乳糖、ホエイたんぱく質消化物、パーム油、全粉乳、パーム核分別油、大豆白絞油、ガラクトオリゴ糖液糖、カゼインカルシウム、デキストリン(でんぷん糖化 物)、精製魚油、炭酸Ca、塩化Mg、レシチン、リン酸K、塩化K、リン酸Na、水酸化K、ラクトフェリン、V.C、塩化Ca、ピロリン酸鉄、タウリン、 V.E、硫酸亜鉛、シスチン、シチジル酸Na、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.A、硫酸銅、イノシン酸Na、ウリジル酸Na、グアニル酸Na、V.B1、5'-AMP、V.B6、V.B2、葉酸、カロテン、V.D、V.B12
栄養成分 100g当り
・エネルギー 518kcal ・たんぱく質 11.7g ・脂質 27.7g ・炭水化物 55.8g ・ナトリウム 140mg ・ビタミンA:420μg ・ビタミンB1:0.4mg ・ビタミンB2:0.6mg ・ビタミンB6:0.3mg ・ビタミンB12:1.5μg ・ビタミンC:60mg ・ビタミンD:7μg ・ビタミンE:4.5mg ・ビタミンK:13μg ・ナイアシン:4.3mg ・葉酸:60μg ・パントテン:4mg ・β-カロテン:40μg ・カルシウム:380mg ・リン:210mg ・鉄:7mg ・カリウム:480mg ・マグネシウム:40mg ・亜鉛:3mg ・銅:320μg ・主要な混合物 乳又は乳製品以外の乳成分(乳糖、ホエイたんぱく質消化物、カゼインカルシウム)61.4% 乳脂肪以外の脂肪(パーム油、パーム核分別油、大豆白絞油、精製魚油、レシチン)25.0% 乳糖以外の糖(デキストリン(でんぷん糖化物))1.8% ・配合割合 乳成分 73.2% 調整脂肪 25.0% デキストリン 1.8%
