【作り方:甘酒】甘酒(十六穀米編)
かなの実験室へようこそ!
今回は栄養満点の甘酒をさらにパワーアップ!
雑穀米の栄養をプラスして作ってみたいと思います。
今回使った十六穀ごはんは、ギャバや大豆イソフラボンに、ポリフェノール、リノール酸、セサミンなんだか元気になりそうなキーワードが並んでいます♪
●今回の実験内容
①米こうじ(みやここうじ)200g
②雑穀ご飯1合(約330g)
*今回は「はくばく十六穀ごはん」を3合のお米に混ぜて炊きました。
③水 400ml
④発酵温度 60℃
⑤発酵時間 6時間
●甘酒とは
おかゆに米こうじを混ぜ、発酵させてつくる甘い飲み物。
飲み物として楽しむほかに、砂糖やみりんに代わる調味料として活用することが出来ます。酵素の働きによって、食材をやわらかく、ひとさじ加えるだけでも、うまみや甘みをぐっと引き出します。
甘酒自身の栄養価も高く、「飲む点滴」「飲む美容液」といわれるほどです。
*タニカKAMOSICOde発酵食レシピ 参考
●十六穀ごはんの特徴
十六穀ごはんと白米を比べると、ミネラルやビタミンB類、食物繊維などが約2倍。お茶椀1杯で、野菜サラダ1食分(60g)とほぼ同じ栄養素が摂取できます。
大麦は食物繊維、発芽玄米はギャバ、黒米はアントシアニン、赤米はカテキン・タンニン、黒豆(大豆)は大豆イソフラボン、小豆はサボニン、もちきびはメチオニン、もちあわはビタミンB1、たかきびはポリフェノール、ひえはひえたんぱく質、アマランサスはカルシウム、キヌアは必須アミノ酸、はと麦はコイクセノリド、とうもろこしはリノール酸、黒ごまと白ごまはセサミン、一粒一粒元気をくれる栄養がいっぱい入っています。
*はくばくHP参考
●実験開始
①米こうじを一粒ずつほぐします(しっかりとほぐしてください)
②消毒した内容器に、炊いた雑穀ご飯1合と水400mlを入れ混ぜます。
ここに米こうじを入れてしっかり混ぜます。
③温度60℃、時間06時間にセットして、スタート!
発酵終了 完成です
甘味が出ていればできあがりです。
■冷蔵庫で約1週間日持ちします。
■できあがってすぐに冷凍すれば、約3カ月保存できます。
食す
ふたを開けると、こおばしい香りがします。
食べると強い甘味が口全体に広がり、こおばしさが鼻に抜けていきます。
味は白米の甘酒と同じですが、ところどころに豆やゴマなどの食感を少し感じます。
雑穀甘酒の種が出来ました!相変わらずの美味しさです♪
冷やしたり温めたり、そのままで食べたり、水やお湯で伸ばして飲んだり、好みの食べ方を見つけてください。
ずばり、夏にお勧めはやっぱり冷やし甘酒です♪
雑穀×こうじの栄養をたっぷりとって夏バテ知らず!!暑い夏を乗り切りたいですね。
次回はヨーグルト、今度はカルシウム推し!
毎日骨太乳飲料で作ってみたいと思います。
●十六穀ごはん裏面の成分表
パッケージ裏面の表示
・名称:炊飯用穀類
・原材料名:もちあわ、黒米、黒豆(大豆)、アマランサス、発芽玄米、キヌア、たかきび、小豆、黒ごま、白ごま、もちきび、大麦、赤米、ひえ、はと麦、とうもろこし
・内容量:30g
栄養成分(30g当たり)
・エネルギー:114kcal
・たんぱく質:4.3g
・脂質:2.8g
・糖質:17.0g
・食物繊維:1.9g
・ナトリウム:0㎎
・カリウム:146㎎
・カルシウム:31mg
・マグネシウム:44㎎
・鉄:1.0㎎
・ビタミンB1:0.11㎎
・ビタミンB2:0.03㎎
・ビタミンB6:0.11㎎