発酵食試作|かおりの発酵実験室
更新日
2014/12/28
【食レポ:ひしお】古代ひしおを食す
かなの実験室へようこそ!
今回は「古代ひしお」という発酵食品を食べてみたいと思います。
ひしおとは食品をこうじと食塩によって発酵させて製造した調味料または食品のこと。
今回いただく古代ひしおは大豆を発酵させた食品で、味噌や醤油の原型のような食べ物らしいです。
●今回の実験内容
古代ひしお
●古代ひしお
奈良県醤油工業協同組合の組合員有志十二社、『なら食』研究会、奈良県工業技術センターの三者からなる「ひしおの会」は、奈良の味、古代の味をご提供したいという一念で、原料にこだわり、古代の穀醤製法と、現在の技術との組み合わせを駆使し、奈良の風土に溶け込ませた発酵食品「醤(ひしお)」を復元致しました。
*奈良県醤油工業協同組合・ひしおの会HPより
食す
見た目はお醤油と味噌を混ぜたような感じです。奈良漬に近い香りがします。味は酸味の強い醤油の味で、ぬかの風味を強く感じます。材料の大豆や大麦、こうりゃんの細かな粒が入っています。
はじめていただきましたが、発酵した風味が好きな人にはたまらない食品だと思います。
同封の古代ひしおの料理レシピには、マスタードや生ハムチーズなど洋風の食材との食べ方や、刺身のつけだれ、ひしお飯なども紹介されていて、色々なお料理に使えそうです。
シンプルに漬物やお汁にしても美味しそうです♪
古代の味か~と思うとちょっとわくわくしました。
次回はラクトフェリンヨーグルトを種としてヨーグルトを作ってみたいと思います。
●古代ひしおの成分表
パッケージ裏面の表示
・名称:ひしお(発酵調味料)
・原材料名:黒大豆、大麦、食塩、こうりゃん
・内容量:90g